Amazonは2022年、社会、コミュニティ、そして環境に関する重要な取り組みを行うとともに、事業の将来を見据え、サステナビリティの構想を広げています。そのすべての中心にあるのがCustomer Obsession(カスタマーオブセッション)です。私たちは、サステナビリティがお客様にとって重要であると理解しています。そして、地球環境や、私たちが事業を行うコミュニティへの影響を最小限にしつつ、継続的に投資し、発明や改善を行い、お客様とのあらゆる接点をより持続可能なものにしています。
Amazonはeコマースの企業であり、エンターテインメントスタジオ、クラウドサービスプロバイダーでもあり、さらには食料品の販売も行うなど、さまざまな事業を行っています。そのすべての事業にわたって、サステナビリティを優先しています。The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)は、2040年までにネットゼロカーボン(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)を達成するというAmazonの公約であり、私たちはこの目標の実現に向けて日々、取り組んでいます。非常に困難なタスクではあるものの、必ずや成し遂げられると自信を持っています。お客様が「今すぐ買う」ボタンをクリックした瞬間から、商品が玄関先に届けられるその瞬間まで、Amazonの科学者やエンジニアのチームがそのプロセスをより持続可能なものにするために取り組んでいます。制作スタジオにおいては、バッテリー式発電機の設置や太陽光発電を使用したキャストトレーラーの利用、セットでの電気自動車の導入により、化石燃料使用の削減に取り組んでいます。アマゾン ウエブ サービス(AWS)では、先進的な技術、データセンター、そしてエネルギー消費量や温室効果ガスの排出量削減につながるクラウドコンピューティングをご提供することで、お客様が環境負荷を低減できるよう支援しています。
私はAmazonのチームが世界中で成し遂げてきたことを誇りに思い、大いに刺激を受けるとともに、今後の展開に期待を寄せています。今回のレポートのハイライトとして、以下の9つのポイントをご紹介します。