Prime Video(プライムビデオ)は、Amazon MGMスタジオ製作のAmazon Original映画『Broken Rage』(ブロークンレイジ)を、240以上の国や地域で2025年2月14日(金)より世界独占配信することを発表しました。本作は世界中で賞賛を浴び続けている北野武氏が監督・脚本・主演を務め、「暴力映画におけるお笑い」をテーマに制作。日本の配信映画として初めてベネチア国際映画祭に正式出品され高い評価を受けた本作は、北野氏が映画の常識を覆すべく手掛けた衝撃作となっています。配信日と併せて本予告とキービジュアルが解禁となりました。
本作はスタンダップコメディアンからキャリアを始めお笑いの頂点に君臨しながら、世界有数の映画監督としても、今なお活躍する北野氏が、型破りな演出と予測不能な展開で映画界の常識を打ち砕く意欲作です。約60分の映画を前半と後半のパートに分け、前半では、警察とヤクザの間で板ばさみになった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する骨太のクライムアクションを描き、後半は前半と同じ物語をセルフパロディという手法を使ってコメディタッチで描き出します。解禁となった本予告ではそんな物語の一端が映し出されています。
殺人の容疑で警察に捕まった主人公の殺し屋・ねずみ(ビートたけし氏)。しかしねずみは、警察から「お前の罪を見逃す代わりに警察に協力しろ」と、覆面捜査官として麻薬組織への潜入を強要されます。男たちの欲望渦巻く裏社会の中で、殺し屋としてのずば抜けた能力を武器に暗躍するねずみ、そこに危険な捜査に挑む警察、麻薬売買を取り仕切るヤクザも加わってのスリリングな攻防戦が繰り広げられる展開に、本作の音楽を手掛けた日本屈指のピアニスト清塚信也氏のオリジナル楽曲が更なる彩を加え、正に暴力と笑いが怒涛のごとく押し寄せる映像となっています。「世界のキタノ」だから実現できた「新しすぎる実験作」。世界中の人々の映画体験を一変させる衝撃の60分が観る者すべてを虜にします。
浅野忠信、大森南朋や中村獅童らキャストの役柄&新場面写真解禁
第82回ゴールデングローブ賞で助演男優賞を『SHOGUN 将軍』(2024年)で受賞した浅野忠信氏をはじめ、名だたるキャストが集結。浅野氏と共にねずみに捜査協力を依頼する福田刑事役を演じた大森南朋氏(『アウトサイダー』(2018年)でハリウッド進出を果たし、『Dolls(ドールズ)』(2002年)、『アキレスと亀』(2008年)、『アウトレイジ 最終章』(2017年)、『首』(2023年)に続いて5回目の北野監督作品に出演)に続き、各キャストが演じる役柄が明らかになりました。
『首』(2023年)で北野監督作品に初出演した中村獅童氏は麻薬売買を取り仕切るヤクザの親分・金城役、そしてその若頭・富田役を白竜氏、クスリの売人役を國本鍾建氏、精製工場の取り仕切り・田村役を宇野祥平氏ら北野組常連の俳優陣が演じています。このほか、ねずみが出入りするカフェの店長役を仁科貴氏、ジムトレーナー役を佳久創氏、半グレの大黒役を矢野聖人氏、覆面捜査官役をプロレスラーの秋山準氏が演じています。さらに謎の司会者役を劇団ひとり氏、ヤクザの親分役を長谷川雅紀氏(錦鯉)、ホステス役を馬場園梓氏、眼科医役を鈴木もぐら氏(空気階段)、警察役を前田志良氏(ビコーン!)が演じ、北野組初出演となる人気芸人が脇を固めました。
映画監督としてのキャリアも35年以上、日本を代表する巨匠・北野監督が「劇場向けではなく、TV画面で観る配信コンテンツとして新たにやってみたかったことをテストでやってみた。今まで作った映画の<間>じゃなくて、インターネットに慣れている現代風の<間>を探ることが自分にとって冒険になった」と語るように、新たな試みとなった本作。昨年行われた第81回ベネチア国際映画祭ではアウト・オブ・コンペティション部門(特別招待作品) に選出され、世界初上映。鑑賞後の観客からは熱狂と共に惜しみない拍手と歓声が送られ、鳴り止まないスタンディングオベーションを北野氏自ら制止するほどに大絶賛を受けました。今もなお新たな挑戦に挑み続ける北野氏が手掛けた本作にご期待ください。
Amazon Original映画『Broken Rage』(ブロークンレイジ)
監督・脚本:北野武
出演:ビートたけし
浅野忠信 大森南朋
仁科貴 宇野祥平 國本鍾建 馬場園梓 長谷川雅紀(錦鯉) 矢野聖人 佳久創 前田志良(ビコーン!) 秋山準 鈴木もぐら(空気階段)
劇団ひとり
白竜
中村獅童
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