Amazon Prime Video(プライムビデオ)は『Prime Video Presents Live Boxing 9』として、2024年7月20日(土)に東京・両国国技館で行われる那須川天心選手(帝拳)対ジョナサン・ロドリゲス選手(アメリカ)のバンタム級世界ランカー対決と、2月に3階級制覇を成し遂げた中谷潤人選手(MT)、同じく2月に4階級制覇を達成した田中恒成選手(畑中)の各初防衛戦を含むトリプル世界戦を独占ライブ配信します。

トリプル世界戦は、中谷選手対ビンセント・アストロラビオ選手(フィリピン)のWBC世界バンタム級タイトルマッチ、田中選手対ジョナタン・ロドリゲス選手(メキシコ)のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、そして加納陸選手(大成)対アンソニー・オラスクアガ選手(アメリカ)のWBO世界フライ級王座決定戦の3試合です。

『Prime Video Presents Live Boxing』はAmazonプライム特典対象のライブ配信です。プライム会員の皆様は、お急ぎ便やお届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を追加料金なしで無制限に利用できるほか、そのほかさまざまなショッピング特典やエンターテインメントをお楽しみいただけます。


『Prime Video Presents Live Boxing』の歴史

『Prime Video Presents Live Boxing』は下記のとおり2022年4月9日の第1弾から今年5月6日の第8弾まで、すべて独占ライブ配信してきました。

Prime Video Presents Live Boxing 第1弾 2022年4月9日
村田諒太(帝拳)対ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)―WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦
中谷潤人(MT)対山内涼太(角海老宝石)―WBO世界フライ級タイトルマッチ

Amazon Prime Video 2022年4月に楽しめる新着コンテンツ

Prime Video Presents Live Boxing 第2弾 2022年6月7日 
井上尚弥(大橋)対ノニト・ドネア(フィリピン)―WBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦

国旗を背に立つ二人のボクサー。井上尚弥とノニト・ドキア

Prime Video Presents Live Boxing 第3弾 2022年11月1日 
寺地拳四朗(BMB)対京口紘人(ワタナベ)―WBC・WBA世界ライトフライ級王座統一戦

Prime Video Presents Live Boxing 第3弾『WBC・WBA世界ライトフライ級王座統一戦 寺地拳四朗vs京口紘人』のキービジュアル

Prime Video Presents Live Boxing 第4弾 2023年4月8日 
那須川天心(帝拳)プロデビュー戦
寺地拳四朗対アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)―WBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
井上拓真(大橋)対リボリオ・ソリス(ベネズエラ)―WBA世界バンタム級王座決定戦

金髪のボクサーと黒髪のボクサーが正面を向いてにらんでいる

Prime Video Presents Live Boxing 第5弾 2023年9月18日
那須川天心 プロ第2戦
寺地拳四朗対ヘッキー・ブドラー(南アフリカ共和国)―WBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
中谷潤人対アルヒ・コルテス(メキシコ)―WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

自分のこぶしを掌で受けるポーズをするボクサー

Prime Video Presents Live Boxing 第6弾 2024年1月23日
那須川天心対ルイス・ロブレス(メキシコ)
寺地拳四朗対カルロス・カニサレス(ベネズエラ)―WBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
アルテム・ダラキアン(ウクライナ)対ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)―WBA世界フライ級タイトルマッチ

上半身裸でファイティングポーズを構える男性(那須川天心選手)

Prime Video Presents Live Boxing 第7弾 2024年2月24日 
井上拓真対ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)―WBA世界バンタム級タイトルマッチ
アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)対中谷潤人―WBC世界バンタム級タイトルマッチ
田中恒成(畑中)対クリスチャン・バカセグア(メキシコ)―WBO世界スーパーフライ級王座決定戦

厳しい目で正面をにらんでいる2人のボクサー

Prime Video Presents Live Boxing 第8弾 2024年5月6日
井上尚弥(大橋)対ルイス・ネリ(メキシコ)―4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
ジェイソン・マロニー(オーストラリア)対武居由樹(大橋)―WBO世界バンタム級タイトルマッチ
井上拓真(大橋)対石田匠(井岡)―WBA世界バンタム級タイトルマッチ
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)対桑原拓(大橋)―WBA世界フライ級タイトルマッチ

上半身裸の2人の男性(井上尚弥とルイス・ネリ)が前を見ている。彼らの間には東京ドームの姿

いずれの試合も期待どおりの激闘になり、視聴者の皆様にはボクシングの持つ迫力、醍醐味をお伝えすることができたと確信しています。特に、先日独占ライブ配信した第8弾のメインカード、井上選手対ネリ選手のTKOシーンはPrime Videoの日本国内での史上最大のピーク視聴数を記録し、あらためてボクシングコンテンツの魅力や価値を認識しました。

これまでの『Prime Video Presents Live Boxing』はこちらからご覧いただけます


『Prime Video Presents Live Boxing 9』の見どころ

那須川vsロドリゲス バンタム級世界ランカー対決

昨年4月に日本2位の与那覇勇気選手(真正)からダウンを奪って6回判定勝ちを収めてプロボクサーとしてデビューした那須川選手は、9月の第2戦ではメキシコの国内王者と対戦。KOこそ逃したものの2度のダウンを奪う圧倒的な内容で8回判定勝ちを飾りました。この2戦で日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックのトップ15内にランクされると、今年1月にはバンタム級でWBA、WBO14位にランクされる世界ランカーのルイス・ロブレス選手(メキシコ)に3回終了TKO勝ち。現在、3戦全勝(1KO)の那須川選手はWBA7位、WBO10位、WBC13位にランクされています。今回が初の10回戦となります。

対するロドリゲス選手は2018年にプロデビューし、以来6年間に20戦17勝(7KO)2敗1分の戦績を残しています。昨年11月には元WBA世界スーパーフライ級王者で当時はWBA世界バンタム級4位にランクされていたカリド・ヤファイ選手(イギリス)と対戦。右のロングフックなどで2度のダウンを奪ったすえ1回KO勝ちを収めています。今年2月、アントニオ・バルガス選手(アメリカ)との世界ランカー対決では初回にダウンを奪ったものの、自身も2度のダウンを喫し7回終了TKOで敗れています。これが再起戦となります。
キックボクシング時代から見せていた抜群のスピードと反射神経に加え、力強いパンチが備わってきたを成長著しいサウスポーの那須川選手が前戦に続いてKO勝ちを収めるのでしょうか、それともロドリゲス選手が上位ランカーの意地を見せつけるのでしょうか。

中谷は危険度の高い指名挑戦者を迎撃

中谷選手対アストロラビオ選手はWBCの指名試合として行われます。長身サウスポーの中谷選手は長中短どの距離でも戦える万能型の強打者で、海外でも2度の世界戦を経験しています。昨年5月のWBO世界スーパーフライ級王座決定戦では元WBA同級王者のアンドリュー・マロニー選手(オーストラリア)を最終12回に左フック一撃でKO、複数のメディアから「年間最高KO」に選ばれています。また、今年2月にはタフで知られ、井上尚弥選手と激闘を繰り広げたノニト・ドネア選手(フィリピン)にも勝利しているアレハンドロ・サンティアゴ選手(メキシコ)を翻弄し、2度のダウンを奪って6回TKO勝ち、フライ級、スーパーフライ級に続く3つ目の世界王座を獲得したばかりです。

挑戦者のアストロラビオ選手は3年前まではノーマークの選手でしたが、2022年2月に2階級制覇王者のギジェルモ・リゴンドー選手(キューバ)を10回判定で破る番狂わせを起こして世界トップ戦線に急浮上。次戦ではIBF3位のニコライ・ポタポフ選手(ロシア)を6回で粉砕しています。昨年5月のWBO世界バンタム級王座決定戦ではジェイソン・マロニー選手(オーストラリア)に惜敗しましたが、3ヵ月後のWBC挑戦者決定戦で強豪ナワポーン・ソールンビサイ選手(タイ)に11回TKO勝ちを収め、中谷選手への指名挑戦権を獲得しています。小細工なしの右ファイターだけに危険度の高い選手といえます。

世界戦6連勝(5KO)の中谷選手が格の違いを見せつけるのか、それともアストロラビオ選手が再び番狂わせを起こすのでしょうか。一瞬も目の離せない試合になりそうです。

4階級制覇の田中は攻撃型のロドリゲスと初防衛戦

2月にクリスチャン・バカセグア選手(メキシコ)を大差の判定で下して空位のWBO世界スーパーフライ級王座を獲得、4階級制覇を成し遂げた田中恒成選手が初防衛戦に臨みます。プロ転向5戦目にWBO世界ミニマム級王座、8戦目にWBO世界ライトフライ級王座、12戦目にWBO世界フライ級王座を獲得するなどスピード出世してきた田中選手ですが、2020年12月、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔選手(志成)に8回TKO負けを喫し、急停車を強いられました。そこから奮起し、先のバカセグア戦を含め5連勝(2KO)を収めています。しかし、4個目の王座を獲得しても満足しているわけではなく、井岡選手ら対抗王者たちとの統一戦を近未来の目標に定めています。

そんな田中選手に挑むジョナタン・ロドリゲス選手は「Titan(タイタン=巨神)」というニックネームを持つ選手で、9年のプロ生活で28戦25勝(17KO)2敗1分のレコードを残しています。敗北の一つは3年前、ジェルウィン・アンカハス選手(フィリピン)の持つIBF世界スーパーフライ級王座に挑んだときのものです。8回にダウンを喫しながらも必死に食らいつきましたが、3対0の判定で敗れています。再起して4連勝を収めたあと、昨年7月に世界挑戦経験4度のイスラエル・ゴンサレス選手(メキシコ)との10回戦で引き分けています。今回が1年ぶりのリングとなります。
井岡戦後、攻撃に加えディフェンス面の向上にも努めてきたという田中選手がさらにスケールアップした姿を披露するのか、それともスタミナのある攻撃型のロドリゲス選手が波乱を起こすのでしょうか。

挫折から這い上がった加納とオラスクアガ どちらが初戴冠?

加納陸選手対アンソニー・オラスクアガ選手のWBO世界フライ級王座決定戦にも要注目です。この王座はジェシー・ロドリゲス選手(アメリカ)がスーパーフライ級に転向するために返上したもので、1位の加納選手は8年ぶり、2位のオラスクアガ選手は昨年4月の寺地拳四朗選手(BMB)戦以来1年3ヵ月ぶりに戴冠のチャンスが巡ってきたことになります。

加納選手はJBC(日本ボクシングコミッション)管理下では2015年6月に17歳でプロデビューしていますが、それ以前にフィリピンとタイで実戦経験があります。国内デビューから5戦目にミニマム級のWBOアジアパシフィック王座を獲得し、次戦では最年少戴冠記録を狙って高山勝成選手(仲里)とのWBO世界ミニマム級王座決定戦に臨みましたが、6回負傷判定負けを喫しています。以後、2度の挫折を味わいましたが、その度に再起。階級もライトフライ級からフライ級に上げ、アジアパシフィック王座を獲得して1位に上がってきました。JBC管理下の戦績は21戦17勝(8KO)3敗1分です。

一方のオラスクアガ選手はアマチュアを経て2020年9月にプロ転向を果たし、4年間で7戦6勝(4KO)1敗の戦績を残しています。唯一の敗北は昨年4月に寺地選手に喫したものですが、9回まで果敢に打ち合った末のTKO負けで、株を落とすものではありませんでした。

昨年9月に再来日し、世界挑戦経験者のジーメル・マグラモ選手(フィリピン)に7回TKO勝ちを収めています。
挫折から這い上がってきた両者に巡ってきた大きなチャンス。どちらがベルトを手にするのでしょうか。


『Prime Video Presents Live Boxing 9』配信予定試合

配信日:2024年7月20日(土)

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
中谷潤人(MT)対ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
田中恒成(畑中)対ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)

WBO 世界フライ級王座決定戦
加納陸(大成)対アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)

スペシャルアトラクション
那須川天心(日本)対ジョナサン・ロドリゲス(アメリカ)
※試合順は未定です。

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