Prime Video(プライムビデオ) は『Prime Video Boxing 10』として、2024年10月13日(日)と14日(月・祝)の 2日間にわたって東京・有明アリーナで行われる中谷潤人選手(MT)、井上拓真選手(大橋)、田中恒成選手(畑中)、ユーリ阿久井政悟選手(倉敷守安)、アンソニー・オラスクアガ選手(アメリカ/帝拳)のタイトルマッチ、寺地拳四朗選手(BMB)、岩田翔吉選手(帝拳)の王座決定戦の 7 試合のボクシング世界タイトル戦に加え、那須川天心選手(帝拳)の WBO アジアパシフィック バンタム級王座決定戦を独占ライブ配信します。

Prime Video は『Prime Video Presents Live Boxing』として、2022年 4月の第 1 弾から今年 7月の第 9 弾まで独占ライブ配信をしてきました。今回、節目となる 10 回目を迎えるにあたり、イベント名を『Prime Video Boxing』と改称しました。第10弾となるイベントは、日本はもちろん世界でも画期的なものとなります。那須川天心選手の地域王座初挑戦試合と中谷潤人選手、井上拓真選手らの世界タイトル戦 7 試合が 10月 13日(日)と 14 日(月・祝)の 2 日に分けて東京・有明アリーナで開催されるというものです。1 つのイベントで 7 試合のボクシング世界タイトル戦が行われるのは日本初の試みとなります。

Prime Video はこれら「軽量級王国」日本が誇るファイターたちの注目試合を『Prime Video Boxing 10』として両日とも独占ライブ配信します。

試合日と対戦カードは以下のとおりです。会場はいずれも東京・有明アリーナで、試合順は未定です。

『Prime Video Boxing 10』対戦カード詳細

10月 13日(日)
■ WBA 世界バンタム級タイトルマッチ
王者 井上拓真(28=大橋) 21 戦 20 勝(5KO)1 敗
vs 挑戦者同級 3 位 堤聖也(28=角海老宝石) 13 戦 11 勝(8KO)2 分

■ WBC 世界フライ級王座決定戦
1 位 寺地拳四朗(32=BMB) 24 戦 23 勝(14KO)1 敗
vs 2 位 クリストファー・ロサレス(29=ニカラグア) 43 戦 37 勝(22KO)6 敗

■ WBA 世界フライ級タイトルマッチ
王者 ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安) 23 戦 20 勝(11KO)2 敗 1 分
vs 挑戦者同級 15 位 タナンチャイ・チャルンパック(24=タイ) 26 戦 25 勝(15KO)1 敗

■ WBO 世界ライトフライ級王座決定戦
1 位 岩田翔吉(28=帝拳) 14 戦 13 勝(10KO)1 敗
vs 2 位 ハイロ・ノリエガ(31=スペイン) 14 戦全勝(3KO)

10月14 日(月・祝)
■ WBC 世界バンタム級タイトルマッチ
王者 中谷潤人(26=MT) 28 戦全勝(21KO)
vs 挑戦者同級 1 位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(30=タイ) 77 戦 76 勝(53KO)1 敗

■ WBO 世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者 田中恒成(29=畑中) 21 戦 20 勝(11KO)1 敗
vs 挑戦者同級 5 位 プメレレ・カフ(29=南アフリカ) 13 戦 10 勝(8KO)3 分

■ WBO 世界フライ級タイトルマッチ
王者 アンソニー・オラスクアガ (25=アメリカ/帝拳) 8 戦 7 勝(5KO)1 敗
vs 挑戦者同級 1 位 ジョナサン・ゴンサレス(33=プエルトリコ) 33 戦 28 勝(14KO)3 敗 1 分

■ WBO アジアパシフィック バンタム級王座決定戦(10 回戦)
1 位 那須川天心(26=帝拳) 4 戦全勝(2KO)
vs 2 位 ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン) 9 戦全勝(4KO)


『Prime Video Boxing 10』の見どころ

10月 13日(日)
WBA 世界バンタム級タイトルマッチ、3 度目の防衛を目指す井上拓真選手対堤聖也選手の日本人対決に注目が集まります。両者はアマチュア時代に対戦して井上選手が勝っており、プロの大舞台で再戦が実現することになりました。王者になって進境著しい井上選手が返り討ちにして WBA 世界バンタム級王座の V3 を果たすのでしょうか、それとも 4 度防衛した日本王座を返上し て大一番に臨む堤選手が雪辱して王座を奪い取るのでしょうか。ともに強靭なハートの持ち主だけに序盤から激しいパンチの交換が見られそうです。

ライトフライ級で 2 度の戴冠と 2 団体王座統一など 15 度の世界戦を経験している寺地拳四朗選手が、満を持してフライ級に転向。元 WBC 世界フライ級王者のクリストファー・ロサレス選手との王座決定戦に臨みます。ロサレス選手は 6 年前に来日して比嘉大吾選手(志成)の 16 連続 KO 勝 ちを阻止した選手としても知られています。その後、3 度の挫折を経験しましたが、5 連勝を収めてトップ戦線に戻ってきました。2 階級制覇を狙う寺地選手、返り咲きを狙うロサレス選手。目の離せない打撃戦必至のカードです。

WBA 世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟選手は、24 歳のタナンチャイ・チャルンパック選手を迎え撃ちます。阿久井選手は今年 1月、長期政権を誇ったアルテム・ダラキアン選手(ウクライナ)を攻略して戴冠を果たし、5月には東京ドームで桑原拓選手(大橋)の挑戦を退けました。タナンチャイ選手はデビュー3 戦目から 24 連勝中のホープで、8 月 12 日には名古屋で畑中健人選手(畑中)に 12 回判定勝ちを収め WBO アジアパシフィック王座を奪取。その勢いのまま世界戦のリングに上がります。そんな強敵に阿久井選手の右ストレートは炸裂するのでしょうか。

岩田翔吉選手対ハイロ・ノリエガ選手の試合は WBO 世界ライトフライ級王座決定戦として行われます。2 年前、ジョナサン・ゴンサレス選手に挑んで 12 回判定負けを喫している岩田選手にとっては 2 度目の大舞台となります。再起後は 4 連続 KO 勝ちを収めており、決定力と勢い、自信を増して試合に臨みます。悲願の戴冠を果たせるか注目されます。ノリエガ選手は元欧州王者で、今年 3 月にはニカラグアに遠征して WBO 中南米王座も獲得しています。軽量級らしいスピーディーで見応えのある攻防が見られそうです。

10月 14日(月・祝)
キックボクシングで 42 戦全勝(28KO)という驚異的なレコードを残し、昨年 4月にプロボクサー としてデビューした那須川天心選手が、ジェルウィン・アシロ選手との WBO アジアパシフィック バンタム級王座決定戦に臨みます。那須川選手は今年 1月の第 3 戦、7月の第 4 戦で世界ランカーを連続 KO(TKO)で下したことで WBA 世界バンタム級 2 位、WBC3 位、WBO10 位にランクされています。「そろそろ何かのベルトが欲しい」と話していたタイミングでの今回の試合となります。アシロ選手は「Gladiator(戦士)」というニックネームを持つ 9 戦全勝(4KO)の選手で、7月には WBOオリエンタル王座を獲得している強豪です。近い将来の世界挑戦を視野に入れている那須川選手がファンだけでなく自身も納得できる内容で初の地域王座を獲得できるか要注目です。

今年 2月に WBC 世界バンタム級王座を獲得し 3 階級制覇を成し遂げた中谷潤人選手は、7月の初防衛戦に続いて今回も 1 位の挑戦を受けることになりました。ペッチ・ソー・チットパッタナ選手は 77 戦 76 勝(53KO)1 敗の戦績を残しているサウスポーで、2018 年 12月に井上拓真選手とのWBC 世界バンタム級暫定王座決定戦で 12 回判定負けしてから 28連勝(20KO)をマークしています。階級の壁を超越した最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド」の 10 傑に入るほどの高評価を得ている万能型サウスポーの中谷選手が、難敵を相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

2月の王座決定戦を制して WBO 世界スーパーフライ王座を獲得し、悲願の 4 階級制覇を成し遂げた田中恒成選手が、13戦無敗(10勝 8KO3分)のプメレレ・カフ選手を迎えて初防衛戦を行います。田中選手は 7月に V1 戦を予定していましたが、挑戦者が体重超過のため計量で失格、体調不良ということで試合が中止になった経緯があります。その鬱憤(うっぷん)を晴らす試合ということになります。相手のカフ選手は「Truth(本物)」というニックネームを持つサウスポーで、複数の地域王座獲得の実績があります。

7月に WBO 世界フライ級王座を獲得したアンソニー・オラスクアガ選手が、前 WBO 世界ライトフライ級王者のジョナサン・ゴンサレス選手を相手に初防衛戦に臨みます。中谷潤人選手の友人でもあるオラスクアガ選手は打撃戦を好む強打者で、4 試合続けて日本で戦うことになります。一方のゴンサレス選手も 2 度の来日経験を持ち、日本のファンにも馴染みの選手といえます。こちらは対照的に駆け引きとスキルを用いた試合巧者です。オラスクアガ選手の攻撃力が勝るのか、それともゴンサレス選手が巧みにポイントをピックアップしていくのか、予想の難しい興味深いカードです。


『Prime Video Boxing 10』配信予定試合

10月13日(日)
■ WBA 世界バンタム級タイトルマッチ
王者 井上拓真(大橋) vs 挑戦者同級 3 位 堤聖也(角海老宝石)

■ WBC 世界フライ級王座決定戦
1 位 寺地拳四朗(BMB ) vs 2 位 クリストファー・ロサレス(ニカラグア)

■ WBA 世界フライ級タイトルマッチ
王者 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) vs 挑戦者同級 15 位 タナンチャイ・チャルンパック(タイ)

■ WBO 世界ライトフライ級王座決定戦
1 位 岩田翔吉(帝拳) vs 2 位 ハイロ・ノリエガ(スペイン)

10月14日(月・祝)
■ WBC 世界バンタム級タイトルマッチ
王者 中谷潤人(MT) vs 挑戦者同級 1 位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)

■ WBO 世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者 田中恒成(畑中) vs 挑戦者同級 5 位 プメレレ・カフ(南アフリカ)

■ WBO 世界フライ級タイトルマッチ
王者アンソニー・オラスクアガ(アメリカ/帝拳) vs 挑戦者同級 1 位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)

■ WBO アジアパシフィック バンタム級王座決定戦(10 回戦)
1 位 那須川天心(帝拳) vs 2 位 ジェルウィン・アシロ(フィリピン)

※試合順は未定です。

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