Amazonでは、ジェンダー、年齢、国籍、障がいの有無など、さまざまなバックグラウンドを持つ社員たちが、それぞれの職場で自分らしく働き、能力を発揮しています。
そして、多様な人たちに私たちの仲間となっていただけるよう、Amazonでは、さまざまな採用活動を行っています。その中の1つとして、今年8月にAmazonでは日本で初めてとなる、障がいのある学生に参加いただけるワークショップ「Amazon Japan障がい者新卒採用Summer Workshop -Dive in Amazon-」を開催します。
学生に向けて幅広い内容のプログラムに取り組むAmazonキャンパス採用チームのリーダー、奥田裕子さんにAmazonでの新卒採用に関する活動や、今回のワークショップについて聞きました。
Amazonキャンパス採用チームが行うさまざまな学生向けプログラム
Amazonキャンパス採用チームは、新卒社員となる学生の採用を担当するチームです。私たちと共にAmazonのミッションを実現するために、絶えず新しいことを学び続ける好奇心旺盛な、自分のビジョンを現実にする意欲を持つイノベーターとの出会いを探しています。
そのために、Amazonでは学生向けにさまざまなプログラムを提供しています。
たとえば、その1つに、大学・大学院で理工/情報科学を学んでいる女性学生と、Amazonやアマゾン ウェブ サービス(AWS)の社員(技術職リーダー・リクルーター)をつなげる、ネットワーキング・プラットフォーム「Amazon WoW (Women of the World)」があります。技術分野の仕事の魅力を紹介するイベントなど、年間を通じてリスキリングやAmazonのカルチャーについて学べる機会を提供しています。
障がいのある学生を対象としたワークショップを初開催
そして今年8月に開催する「Amazon Japan障がい者新卒採用Summer Workshop -Dive in Amazon-」というワークショップも学生向けのプログラムの1つです。
Amazonが日本で障がいのある学生向けにワークショップを開催するのは、今回が初めて。開催を決めた理由と、Amazonの学生向けのプログラムについて奥田さんはこう話します。
Amazon Japan障がい者新卒採用Summer Workshop -Dive in Amazon- の参加登録はこちら
「Amazonの社員は、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)を総称した言葉、DEI(ディ・イー・アイ)を大切にする価値観を共有しています。年齢や国籍やジェンダー、障がいなどに関係なく、誰もがウェルカムで共に力を合わせて働きましょう、という考えがあります。これまでも、この価値観を大切にして社員を採用してきましたが、障がいのある学生の皆さんへのアプローチがまだまだ不足していると感じていました。そこで、より積極的に働きかけ、『Amazonの仕事は面白そう』『Amazonは働きやすそう』と興味を持っていただけるように、ワークショップを企画しました」
一般的に、この時期に開催される就活に関するワークショップの多くは来年度、再来年度入社予定の方が対象ですが、今回は現在大学1、2年生の方にも参加いただけます。就活中の方だけでなく、大学1、2年生の方も参加が可能なのは、若い世代の活躍をサポートすることが目的の1つだからです。ワークショップを通して、将来の夢を広げたり、自分らしく働くためのヒントを見つけたりしていただける機会をつくりたいと考えています。
Amazonで働く姿を想像できるようになるワークショップの内容
では、ワークショップは、どのような内容なのでしょうか。
「Amazon Japan障がい者新卒採用Summer Workshop -Dive in Amazon- は、Amazonのカルチャーを伝えながら、参加者の皆さんにAmazonで働く自信を深めていただく内容になっています。
具体的には、大きく3つのパートに分かれています。1つはオフィス見学*です。実際にAmazonのオフィスを見ていただくと、ご自身がAmazonで働くイメージがわきやすいと思います。2つ目は、先輩社員によるトークセッションです。障がいを持ちながらAmazonで活躍する社員たちのリアルな声をお届けしたいと考えています。そして、3つ目は、将来のキャリアアップにもつながるスキルビルディングのワークショップになります」
*オフィス見学はオフィス開催でのセッションのみ実施します
Amazonには、アフィニティグループと呼ばれる、社員の有志が部署を超えてつながり、活発にコミュニケーションを取り合い、コミュニティを形成するための社内ネットワークの構築、Amazonの事業部門への助言などを行う有志グループがあります。
障がいのある社員とサポートする社員が参加するグループ活動
障がいのある方とサポートする方たちが参加するアフィニティグループ「Amazon People With Disability(PWD)」は、その1つです。ワークショップで行うトークセッションでは、「Amazon PWD」メンバーの協力を得て、さまざまな観点からAmazonでの働き方やサポート体制などについて、参加者の方からの質問もいただきながら、お話ししていきます。
仕事の可能性を広げるAmazonの専門チームと仲間のサポート
Amazonでは、すでに多くの障がいのある社員が活躍しています。障がいを1つの個性として捉え、入社前からじっくりと、どうすれば働きやすく、最大限能力を発揮できる環境づくりができるかをコミュニケーションしているからです。
「私たち採用チームは、障がいの種類によって、雇用の可能性を狭めるようなことはしません。じっくり伺うのは、その方に必要なサポートは何か、ということです。そのために、Amazonの社内には、障がいを持つ入社希望の方々の雇用の障壁を取り除く専門チーム『ACAT(Applicant Candidate Accommodation Team)』があり、雇用機会の均等を保証しています。ACATのチームが、学生の皆さんが内定を得て入社するまではもちろん、入社後もそれぞれのニーズを伺い、環境や仕事に必要なサポート体制を整えます。その範囲は広く、勤務場所の環境だけでなく、コミュニケーションにも気を配っています。たとえば、仕事の指示を声ではなく、書面で細かく分けて伝えて欲しいという方がいれば、ご本人の希望とプライバシーを尊重しながら、上司や一緒に働く仲間も交え、ベストな方法を模索しています」
「『地球上で最高の雇用主になること』がAmazonのミッションの1つであるように、Amazonには、誰もが働きやすい職場であろうとするカルチャーが根づいています。私自身も、急な体調不良で休みたいと思ったときに、気兼ねせずに伝えることができていますし、そのほかの場面でもAmazonのカルチャーに助けられたことが何度もありました。さまざまな個性を持った方が一緒に働くことによって、新しい気づきを得られますし、視野が広がることにもつながると思っています」
個性を尊重しDEIを重視するAmazonの文化
奥田さんは、Amazonが大切にするDEIについて、こんな印象的なエピソードも話しました。
「Amazonの創業者ジェフ・ベゾスが社員に語る動画を見たときのことです。イノベーションを起こすには、さまざまなバックグラウンドを持つ人が必要不可欠である、という話をした最後に、『Because just right!(それが正しいことだから)』と言い切ったのです。多様性を大切にするのは当然のこと、という感覚です。その言葉を聞いたとき、私自身、腑に落ちるものがありました。以来、『Because just right!』の言葉を胸に、採用担当の私たちは、視野を広く持ち、皆さんが働きやすい職場づくりを柔軟に考えながら、力を尽くすようにしています」
Amazon Japan障がい者新卒採用Summer Workshop -Dive in Amazon- の参加登録
「Amazon Japan障がい者新卒採用Summer Workshop -Dive in Amazon-」は、アマゾンジャパンが初めて開催する、障がいのある大学生を対象にした1day ワークショップです。将来に夢を抱く皆さんと一緒に成長し、進化していくためにも、多くの方々にご参加いただき、充実した時間を共有したいと考えています。
障がいのある大学生のすべての学年を対象にしています。ワークショップでは、先輩社員のトークセッションなど、新卒採用で募集する職種やAmazonの働きやすさ、サポート体制、フレキシブルな職場環境をわかりやすくお伝えします。ぜひご参加ください。
開催日:
①オフィス開催:2024年8月6日(火) 10:00-17:00予定
場所:アマゾンジャパン東京オフィス(東京都目黒区下目黒)
②オンライン開催:2024年8月7日(水) 10:00-17:00予定
ワークショップについての説明会(オンライン開催)
日程:2024年7月10日(水)12:00-13:00予定
下記のURLよりご登録いただけます
申込期限:2024年7月28日23:59
https://amazonjapanpwdsummerworkshop.splashthat.com/
Amazonのワークプレイスについて詳しくはこちらからご覧いただけます。