Amazon Echo(アマゾン・エコー)シリーズは、Amazonの提供する音声アシスタントのAmazon Alexa(アマゾン・アレクサ)を搭載したデバイスです。「アレクサ、〇〇は?」など声をかけることで、今日の天気や最新ニュースを読み上げたり、ラジオを再生したりと、さまざまなアクションを実行します。音声で操作をすることができるので、デジタルデバイスの操作が苦手な人でもなじみやすいのがポイントです。
いくつかあるラインナップの中でもご両親や祖父母にプレゼントするなら、スクリーン付きのEcho Show(エコー・ショー)シリーズが特におすすめ。Echo Showシリーズには、15インチ、10インチ、8インチ、5インチのスクリーンサイズの機種があり、設置する場所に合わせて選べます。また、Alexaが音声で応えるだけでなく、画面にもさまざまな情報を表示するので、耳と目から情報を確認することができます(たとえば今日の天気を尋ねると、天気予報を読み上げるだけでなく、画面にも天気予報を表示します)。
Alexaの便利さは天気やニュースを読み上げるだけではありません。離れて暮らす家族へのプレゼントにおすすめする理由をポイントごとにご紹介していきます。
顔を見ながらコミュニケーションがとれる
スクリーン付きのEcho Showシリーズではビデオ通話をすることが可能です。お互いにEcho Showデバイスを持っていれば、相手の顔を見ながら会話をすることができます。
遠く離れた場所に住んでいたり、忙しくて時間が作れなかったりと、さまざまな事情で家族に会いに行けないという方も多いかもしれません。電話で会話をするのもいいですが、ビデオ通話なら相手の顔が見えるので、スクリーンを通して相手の感情や健康状態を読み取りながら、会話をすることができます。また子どもや孫の顔を見せることもビデオ通話機能で簡単に行えます。
「呼びかけ」機能で、離れて暮らす家族の部屋の様子も確認できる
離れて暮らす家族の様子が気になるな、心配だなと思ったときに便利なのが「呼びかけ」機能です。双方のデバイスで呼びかけ機能をONに設定しておけば、「アレクサ、○○(任意で指定した端末の名前)に呼びかけて」とAlexaに声をかけることで、Echoデバイスを通じて会話を始めることができます。さらに、スクリーン付きのEcho Showであれば、相手側の部屋の様子も映像で表示されます。相手の応答を待たずにEcho Show同士がつながるので、画面を通じて離れて暮らすご家族の部屋の様子を確認することができます。「相手が忙しいときに電話に出てもらうのは気が引ける」などの心理的ハードルがなくなるので、連絡がしやすくなります。お互いに時間やルールを決めて、定期的に呼びかけをする習慣をつくるのも良いかもしれません。
Echo Showで自宅のスマートホーム化を提案して、日常動作の負担を軽減
AlexaとEcho Showシリーズを活用することで、家をプチ・スマートホーム化することができます。「スマートホーム」とは、インターネットを通じてスマートスピーカーや家電をつないで、さまざまな家電を操作したり、離れた場所から室内を見守ったり、より便利で安全な暮らしを実現する住まいのこと。これによってリモコンを操作したり、スイッチを押したりしなくても「アレクサ、電気をつけて」「アレクサ、エアコンの温度を下げて」など声をかけるだけで、家電を操作できます。音声操作だけでなく、起床時間になるとカーテンが開いて軽快な音楽がかかるようにしたり、帰宅すると家中の照明がつくようにしたりと、生活のさまざまな部分を自動化して、日常動作の負担を軽減することが可能になります。
家の中でのちょっとした動作がシニアの方にとって負担になっている場合は、AlexaとEcho Showシリーズによるスマートホーム化が、日常生活でのサポートとなるかもしれません。
スマートホーム化の詳細に関しては「スマートホームをはじめよう」のページもご参照ください。
ちなみに、Alexaによる音声アシスタントは、この後ご紹介するFire TVシリーズや、Fireタブレットシリーズでもご利用いただけます。