子どもの読書感想文について、保護者として何かアドバイスやサポートをしてあげたいという想いはあっても、どんな手助けができるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Amazonの子ども向け定額サブスクリプションサービス「Amazon Kids+」が提供する数千点のキッズコンテンツから、基本的な読書感想文の書き方や、おすすめの書籍、読書感想文に役立つアプリなどを紹介していきます。また、今年新たにFireキッズシリーズとして登場したAmazonの新しい小学生向けタブレット「Fire HD 10 キッズプロ」もご紹介します。
読書感想文の書き方:読書感想文を上手に書くための4つのテクニック
大人でも文章を上手に書くことは難しいものです。しかし、ポイントを押さえれば、グッと文章は書きやすくなります。今回は、「Amazon Kids+」のコンテンツの中から、子ども向けにマンガ形式でわかりやすく文章の書き方を解説した、『学校では教えてくれない大切なこと23文章がうまくなる』(編集・発行:旺文社、マンガ・イラスト:関和之)から、伝わる文章を書くための4つのテクニックをご紹介します。
読書感想文の書き方1:文章は「事実」と「気持ち」に分けて書こう
文章というのは他の人に何かを伝えるために書くものです。その何かというのが「事実」と「気持ち」です。「事実」とは実際に起きたこと。「気持ち」とは事実に対して感じたこと。この「事実」と「気持ち」の両方が盛り込まれることで、文章は伝わりやすくなります。
この考えを読書感想文に落とし込むと、事実は「読んだ本の内容」、気持ちは「読んだ本の感想」となります。読書感想文を書く時も、「読んだ本の内容」と「読んだ本の気持ち」の両方が盛り込まれるよう、意識してみてください。
読書感想文の書き方2:本を読みながら「心に残ったこと」を付箋でメモしよう
本を読む時には、心に残ったことや感動したことをその都度メモしておきましょう。メモがあると、後で感想文のテーマを考える時や、文章を書く時に役に立ちます。「このセリフ面白いな」「どうしてこんなことをするんだろう?」「主人公がかわいそう」など、感じたことならなんでも大丈夫です。メモは付箋に書いて貼ったり、ノートにまとめたりして、残しておきましょう。
読書感想文の書き方3:「始め」「中」「終わり」に分けて書く順番を考えよう
本を読み終えたら、文章の構成を考えましょう。いきなり書き出すのではなく、何を書くのかまとめてから書いたほうが、伝わる文章となります。
読書感想文の基本構成は、「始め」「中」「終わり」の3つです。この中で特に大事なのが「中」。「中」では、本を読んで心に残ったことと、その理由を盛り込みます。自分の中で一番心に残ったことは何なのか、メモを参考にしながら考えましょう。「始め」には本を読んだきっかけや、本のあらすじを短くまとめます。「終わり」では、本の全体からわかったこと、感じたことをまとめます。
読書感想文の書き方4:書いた文章を最後に見直そう
書き終わった後は、必ず見直しをしましょう。見直しをすることには、以下のようなメリットがあります。
- 文章の間違いに気づいて直すことができる
- 文を付け加えたり削ったりして読みやすくできる
- もっと良い表現や言い方の工夫を思いつくこともある
文章を音読してみたり、少し時間をおいて読み返してみたりすることで、より客観的に文章をチェックできるようになります。
小学生向けのタブレット Fire HD 10キッズプロとAmazon Kids+で読書感想文を楽しもう
読書感想文を書く時に便利なのが、Fireキッズシリーズから発売された初の小学生向けのキッズタブレット「Fire HD 10 キッズプロ」です。2023年9月に日本で発売が開始された最新型の「Fire HD10」に、定額サブスクリプションサービスのAmazon Kids+を搭載し、子どもたちが持ち運びやすいスリムカバーが付いたタブレットです。10.1インチの大画面でのびのびと電子書籍や動画、知育系アプリなどを楽しむことができます。また、ペアレンタルコントロール機能も搭載しているので安心です。
Fire HD 10 キッズプロは、購入してから1年間Amazon Kids+を無料で利用することができます。数千点のキッズコンテンツの中には、読書感想文に役立ちそうな本がたくさん含まれているほか、読書感想文をサポートしてくれるさまざまなアプリを利用することもできます。
ここでは、Amazon Kids+で利用できる読書感想文の作成に役立つアプリと、おすすめの新作タイトルをご紹介します。
読書感想文に役立つ、Amazon Kids+で使える漢字のトレーニングアプリ
読書感想文の内容だけでなく、文字もきれいに書かれていれば、読む人の印象もさらによくなるかも。タブレットで漢字の書き方の練習ができるアプリを2つご紹介します。
「なぞってマスター 小学生漢字 小学1年生」
小学校で学習する全1026字に対応した漢字学習アプリシリーズ。なぞり書きで漢字の練習ができる「練習モード」と、画数や形などを自動判定する「挑戦モード」の2つのモードで、トレーニングができます。
「美文字判定 書いて添削」
文字をきれいに書くためのトレーニングをできるアプリ。文字は100点満点で判定。基本の漢字をマスターすることで、きれいに書く技術を他の漢字にも応用することができます。
そのほか、Amazon Kids+で人気のアプリ系コンテンツはこちらからご確認いただけます。
Amazon Kids+で読める小学生向け新作4タイトル
読書感想文のコツがつかめたところで、Amazon Kids+で興味のある本を探してみましょう。対象年齢別でも本を探せるので、ぴったりの1冊が見つかるはずです。参考までに2023年10月から初めてAmazon Kids+に登場したAmazonおすすめの小学生向け書籍4冊をご紹介します。
SPY×FAMILY まんがノベライズ1 かりそめの家族 SPY×FAMILY(集英社みらい文庫)
超人気コミック『SPY×FAMILY』待望のノベライズ。すご腕スパイの「黄昏(たそがれ)」は、名門校潜入のために「家族をつくれ」と命じられる。だが、彼が出会った「娘」は超能力者で、「妻」は暗殺者だった。互いに正体を隠した3人が、かりそめの家族となり、世界の危機と受験に立ち向かう。
逃走中 オリジナルストーリー 迫るハンター&パンダ!? 中華街をかけぬけろ! (集英社みらい文庫)
大人気ノベライズシリーズ、待望の第2弾。渋谷での「逃走中」に参加してから数カ月、サッカーをしていたはずの小6の陽人と玲は、ふと気づくと見覚えのない町にいた。再び新しい参加者たちと、ゲームに参加することになった陽人たち。中華街を舞台に、迫るハンターから逃げきることができるか。
駅伝ランナー(角川文庫)
才能はすべての人が授かるわけではない。でも、「走りたい、ただそれだけ」。12歳の少年が友情に支えられながら、駅伝ランナーになる夢をあきらめずに走り出すまでをみずみずしく描いた、心が奮う青春駅伝小説。
QuizKnock 考えることが楽しくなる! ナゾトキブック
人気クイズ集団QuizKnockが作問した、オリジナルナゾトキに挑戦。Webサイト「QuizKnock」からの厳選ピックアップナゾトキのほか、この本だけの書き下ろしナゾトキをたっぷり収録。タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むとより楽しめる1冊。
そのほか、Amazon Kids+で人気の本はこちらからご確認いただけます。
読書感想文での成功体験が、子どもたちが読書の楽しみに気づくきっかけに
読書感想文は、子どもが本の魅力に触れる絶好の機会です。読書感想文を書くことで、本の内容に対する理解が深まり、「本を読むことって楽しい」と思えれば、読書の習慣が身に付くかもしれません。Amazon Kids+は、子どもたちに人気のたくさんのコンテンツをご用意していますので、子どもの本を読みたいという意欲にもすぐに応えることが可能です。Fire HD 10 キッズプロを利用すれば、すぐにそれらのコンテンツにアクセスできます。
読書感想文の書き方の4つのテクニック、Amazon Kids+の便利なアプリ、子どもたちに人気のコンテンツがあれば、お子さんの読書感想文や読書体験をより楽しくサポートできるはずです。ぜひ参考にしてみてください。