AmazonのKindle(キンドル)は、本、雑誌、マンガなど、さまざまな読み物を手軽に楽しむことができる電子書籍リーダーです。各モデルはそれぞれの特徴を持ち、読書習慣や予算に応じて最適なものを選ぶことができます。

軽量でシンプルなKindle(キンドル)から、高解像度ディスプレイを搭載したKindle Paperwhite(キンドル ペーパー ホワイト)、大型画面で手書きメモが記入できるKindle Scribe(キンドルスクライブ)まで、Kindleシリーズそれぞれの特徴と選び方についてご紹介します。

2024年10月16日に発表されたのは、手書き入力機能を搭載したKindle Scribe(キンドルスクライブ)、防水機能を備えたKindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)Kindleシグニチャーエディション(キンドルペーパーホワイトシグニチャーエディション)、シリーズ中最も手ごろな価格のKindle(キンドル)。この4種の新モデルの特徴を紹介します。

Kindle(キンドル)電子書籍リーダーとは?

Kindle電子書籍リーダーは、Amazonが開発した読書専用端末です。場所や時間を選ばず自分のペースで読書を楽しむためのデバイスとして、2007年に誕生し、2012年に日本で発売が開始されました。

薄くて軽いボディには数千冊の本を保存することができるので、自宅でも外出先でも読書を身近なものにしてくれます。本物の紙のような感覚で読めるe-inkによって目に優しい読み心地を実現。300ppiの高解像度ディスプレイは、小さな文字もくっきりきれいに表示できます。また、フロントライトによって画面全体が明るくなるため暗闇でも明るい場所でも快適に読むことができます。

さらに、紙の本にはない便利な機能として、文字サイズや太さの調整、ハイライト、辞書や、翻訳機能などを備えているうえ、一度の充電で長時間使用できるバッテリーを搭載しています。

いつでも好きなときに読めるKindle本(電子書籍)には、使用する端末によっていくつかの購入方法があります。一度購入したKindle本は、お使いのデバイスで時間や場所を選ばずに楽しめます。ここでは、さまざまなデバイスからのKindle 本を購入する方法をご紹介します。

Kindle電子書籍リーダーの比較

Kindle電子書籍リーダーにはKindle(キンドル)、Kindle Paperwhite(キンドル ペーパー ホワイト)、Kindle Paperwhite シグニチャー エディション、Kindle Scribe(キンドルス クライブ)があります。ここでは各モデルの特徴と、どんな方におすすめかをご紹介します。


Kindle(キンドル)

2台の緑色のタブレットが並んでいる。左は背面でAmazonのロゴが見える。右にはタブレットのスクリーンに小説の文章が表示されている。

コンパクトなデザインでお出かけ先でも快適な読書を楽しめる

Kindle(キンドル)は、電子書籍リーダーに初めて触れる方や、まずは気軽に始めたい方に最適です。全モデル中、最も手頃な価格で提供されており、軽量でポータブルなので、どこへでも気軽に持ち運ぶことができます。

最新のKindleは300ppiの高解像度ディスプレイに加え、前モデルと比べてより高い白黒コントラスト比にアップデートし、より鮮明でクリアなディスプレイに進化しています。ディスプレイの輝度も前モデルに比べて最大25%向上(Kindle Paperwhiteと同等の輝度)し、明るい陽射しの屋外や明るさを抑えた暗い室内でも快適に読書をお楽しみいただけます。前モデル機と比べてページをめくる速度が速くなったことで、お気に入りの書籍をスムーズに読み進めることができ、より読書に没入していただけます。

新Kindleは、従来機種同様にKindleシリーズ*1の中で最も軽量かつコンパクトなデザイン、最大6週間の長時間バッテリー*2と16GBのストレージを搭載し、お出かけ先の読書にもおすすめのモデルです。

屋外でカジュアルな服装を着た人物が小さな黒いタブレット(Kindle)を持っている。スクリーンにはマンガのタイトルページ「変な家2」が表示されている

スクリーンサイズ:6インチ
本体サイズ:157.8 mm × 108.6 mm × 8.0 mm
重さ:158g
ストレージ容量:16G
カラー:ブラック、マッチャ(2種)
価格:19,980円(税込)

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Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)

2台のKindleが並んでいる。左側は背面で、グレーの躯体にAmazonのスマイルロゴがある。右側には画面上に縦書きでテキストが表示されている。画面の下にKindleの文字

快適な読書のために設計された豊富な調整機能と防水、くっきり見やすい7インチディスプレイ

Kindle Paperwhiteは、読書を日常生活に取り入れたいと考えている方におすすめのモデルです。

新Kindle Paperwhiteは、軽量で薄型なデザインでありながら、Kindle Paperwhite史上最大となる7インチディスプレイを搭載しています。さらに、高い白黒コントラスト比と300ppiの最高解像度ディスプレイの実現でくっきりとした文字と画像を表示し、より快適な読書を実現します。

最大12週間持続可能なバッテリーを実現*2しています。また、従来のIPX8等級の防水仕様も搭載。また、色調調整機能により、昼夜を問わず目に優しい照明条件で読書を楽しむことができます。

外出時はもちろんのこと、プールサイド、お風呂や就寝前のリラックスタイムなど、さまざまなシーンで読書を楽しむことができます。

黒いタブレットが水をはじいている

スクリーンサイズ:7インチ
本体サイズ:176.7 × 127.6 × 7.8 mm
重さ:211g
ストレージ容量:16GB
カラー:ブラック
価格:27,980円(税込)

2024年10月16日より販売開始

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Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト) シグニチャー エディション

2台の黒いキンドルが前と後ろ側を合わせている。前に向かっているデバイスのスクリーンには小説が表示されている。

Kindle Paperwhiteにワイヤレス充電と大容量ストレージを搭載

Kindle Paperwhite シグニチャー エディションは、より快適な読書環境を求める方におすすめのモデルです。Kindleシリーズの中で唯一ワイヤレス充電に対応しており、ケーブルを使わずに充電することができます。また、32GBの大容量ストレージを搭載しているため、多くの本や資料を保存することが可能です。

さらに明るさの自動調整機能を備えており、使用環境に応じて画面の輝度が自動的に調整されるため、どんな光の下でも目に優しい読書が可能です。IP×8等級の防水機能も搭載しており、お風呂やプールなどの水辺での使用でも安心です。

スクリーンサイズ:7インチ
本体サイズ:176.7 × 127.6 × 7.8 mm
重さ:214g
ストレージ容量:32GB
カラー:メタリックブラック、メタリックジェード(2種)
価格:32,980円(税込)

2024年10月16日より販売開始

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Kindle Scribe(キンドルスクライブ)

グレー色のKindle_Scribeのスクリーン面が見えるように立てかけてある。スクリーンには英語で書かれたメモ。その前に付属のグレー色のペンが置かれている

10.2インチディスプレイにプレミアムペンが付属。読書と手書きメモの機能を融合

Kindle Scribe(キンドルスクライブ)は専用のペンが付属され、Kindle史上初めて手書き入力機能を搭載したモデルです。読書しながら手書きのメモを取りたい方や、ビジネスや学習で文書にメモを加えたい方におすすめです。

大理石のテーブルにターコイズブルーのタブレットと同色のペンが置かれている。そのタブレットには木の枝にとまっている鳥のイラストと文字が表示されている
Kindle Scribe(キンドルスクライブ)メタリックジェード(64GBのみ)

新Kindle Scribe(キンドルスクライブ)は、10.2インチディスプレイをホワイトベゼルが囲んだNote Designにデザインを一新し、ノートのような書き心地を提供します。光の反射を抑えたディスプレイ(解像度300ppi)で、明るい日差しの中でも紙のような読み心地です。専用プレミアムペン(付属)は、セットアップやペアリング、充電が不要で、カスタマイズ可能なショートカットボタンを搭載しています。

新Kindle Scribeには、Active Canvas*3が搭載され、横書きのKindle本の文中に直接メモを書き込むことが可能になりました(一部の電子書籍のみ対応。縦書きおよびマンガなど固定レイアウトの電子書籍には対応していません)。メモの位置はテキストに紐づけられるので、本のフォントサイズを変更しても見失いません。

白いタブレットにスタイラスペンで手書きで英文を書いている。手のクローズアップ

スクリーンサイズ:10.2インチ
本体サイズ:196 mm × 230 mm × 5.7 mm
本体重さ:433g
ストレージ容量:16GB・32GB・64GBの3タイプ
カラー:タングステン(16GB、32GB、64GB)、メタリックジェード(64GBのみ)
プレミアムペンサイズ:162 × 8.8 × 8.4 mm
プレミアムペン重さ: 17g
価格:56,980円(税込)から

2024年10月16日より予約受付開始、12月4日(水)より出荷開始を予定

Kindle Scribe(キンドルスクライブ)について詳しくはこちら

*1 キッズモデルを除く。
*2 明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回のフル充電で最大6週間(Kindleの場合)または最大12週間(Kindle Paperwhiteの場合)利用可能。使用状況等によって利用できる時間は異なります。

*3 Active CanvasによるKindle本の文中への手書き入力は、一部の電子書籍のみ対応(縦書きおよびマンガなど固定レイアウトの電子書籍には対応していません)。

付属のペンを用いて、手書きの付箋が残せるAmazonのKindle Scribe。このデバイスを活用して学習効果を高める方法を、紙1枚に本の内容をまとめるという読書術を提唱する、浅田すぐるさんにお聞きしました。

Kindle電子書籍リーダーについてよくある質問

Kindleシリーズの中で一番軽いのはどれですか?

Kindle (16GB) 6インチディスプレイ 電子書籍リーダーで、重さは約158グラムです。

Kindleの中で一番バッテリーが長持ちするのはどれですか?

Kindle Paperwhiteで、一度の充電で最大12週間持続します。

Kindle電子書籍リーダーをギフトとして贈ることはできますか?

はい、可能です。Kindle電子書籍リーダーの注文を確定するとき、またはカートに追加するときに、ギフトとして購入の横にあるボックスにチェックを入れてください。また、現在お使いのAmazonデバイスをギフトとして贈る際は、端末を工場出荷時の設定にリセットします。詳しくは
Amazonデバイスをギフトとして贈るからご確認いただけます。
 

FireタブレットとKindle電子書籍リーダーの違いは何ですか?

Kindleは読書に特化した端末であることです。
Kindleには目に優しいe-inkディスプレイが搭載されており、長時間の読書に適しています。

「広告あり」とはどういう意味ですか?

Kindle電子書籍リーダーの「広告あり」とは、Kindle電子書籍リーダーを購入する際に選択できるオプションで、端末のロック画面やホーム画面にAmazonが選んだ広告が表示されることを意味します。広告が配信されることで、一部の端末モデルが割引価格で提供されています。

端末がスリープモードの時に広告がスクリーンセーバーとして表示され、読書中に広告が表示されることはありません。
KindleおよびFireタブレットでの広告について
 

「3カ月分のKindle unlimitedつき」とはどういう意味ですか?

「3カ月分のKindle Unlimitedつき」とは、Kindle電子書籍リーダーを購入する際に選択できるオプションで、Kindle Unlimitedサービスを3か月間無料で利用できる特典を意味します。無料期間終了後には自動的に有料プランに更新されます。

※この記事の情報はすべて2024年10月16日現在のものです。

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