Amazonでは、安全で迅速、かつ効率的な配達を実現するために、昨年からリヤカー付き電動アシスト自転車の運用を開始しました。この度、そのリヤカー付き電動アシスト自転車に、デリバリーサービスパートナー(以下、DSP)の皆様からのフィードバックを反映した、さまざまな性能を強化した新モデルが登場しました。


誰でも配送パートナーとして活躍できるように

リヤカー付き電動アシスト自転車は、Amazonの商品を配達するDSPの皆様の新しい配送手段です。自動車よりも小回りがきくことから、狭い道路や自動車での通行が難しい過密地域での効率的な配達手段として導入しました。

運転免許証がなくても利用できることから、配達経験の有無にかかわらず多くの人が活躍するきっかけとなるほか、温室効果ガスの排出量が少ない配達手段として注目を集めています。利便性や積載能力、安全性能が向上した新モデルは、より効率的な配達が可能になるだけでなく、DSPの皆様の安全性向上にも寄与します。

自転車にとり付けられた青いバスケットと青いカバーが付いた大きなリアカーが白い壁の前に置かれている。リヤカーの荷台のカバーには落下防止用のオレンジ色のベルトが取り付けられている。
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快適で安全な配達を実現する新設計

新モデル最大の特徴は、安全性の向上です。ディスクブレーキの採用によって雨天時のブレーキ性能を高めたほか、フレームには硬度の高い素材を使用し、耐荷重性を向上。さらに、自転車が横転しにくいようにスタンドも再設計し、自転車の横転によるDSPの皆様の怪我を未然に防ぎます。

電動モーターは昨年のモデルよりも強力なものを搭載し、軽い力でスムーズな漕ぎ出しが可能になったほか、坂道での走行サポートもより強力になりました。バッテリー性能も向上し、1回の充電による走行距離が約30%伸びました。そうした改良により、より快適な配達が可能となりました。

現在は全国33都道府県で数百台のリヤカー付き電動アシスト自転車が導入されており、毎月その数は増加しています。今後数年以内に順次配達エリアの拡大や台数を増やし、さらに効率的な配達を目指します。

屋外の塀の前にリヤカーと前輪部分にカゴがとり付けられた電動アシスト自転車が置かれている。リヤカーには大きな青いカバーが付けられた箱が積まれている
黄色い安全ベストを着ている人が大きなダンボール箱を自転車の前輪部分の青いかごに入れている
黄色い安全ベストを着てヘルメットをかぶっている男性が大きな荷物をリヤカーの中に積み込んでいる。
ヘルメットを被っている男性がリアカーの青いカバーを閉じている。その中には大きな荷物が見える
黄色い安全用ベストを着た人が緑のグローブをつけて大きな黄色い箱を運んでいる。その人の後ろには青いカバーが付いたリヤカーが置かれている。


未来のラストワンマイル配送を支える配送手段

ヘルメットを被って黄色い安全ベストを着ている男性がカゴとリヤカーがついた電動アシスト付き自転車に乗っている。

新モデルの導入にあたり、アマゾンジャパン合同会社 アマゾンロジスティクス代表 アヴァニシュ ナライン シングは、次のように話します。

「安全、利便性、配送体験を重視するAmazonの取り組みの一環として、今回、DSPのみなさまからのフィードバックを反映して設計された、新モデルのリヤカー付き電動アシスト自転車での配達が可能になったことを大変うれしく思います。この新モデルは、より安全性が高く、使いやすく、パワフルで、1回の充電でより長い距離を走行でき、快適な乗り心地を提供します。それだけでなく、電動アシスト自転車による配達は、経験の有無にかかわらず、より多くの人が配達できるようになり、配送ネットワークの脱炭素化にも寄与する、未来のラストワンマイル配送を支える重要なものです」

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