船橋デリバリーステーション 今年のテーマは「この日常を世の中に」

Amazonは、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)を重視し、誰もが自分らしく輝ける職場作りに努めています。なぜなら、Amazonのお客様は多様で、性別、年齢、国籍、文化的な背景など、さまざまであり、そうしたお客様のニーズを知り、あらゆるお客様にご満足いただけるサービスをご提供するためには、まず自分たちが多様であることが必要だと考えているからです。

今年の国際女性デーもこの多様性、公平性、包括性を考える良い機会とするために、Amazonではさまざまなイベントを行いました。その1つが、女性だけで1日オペレーションを行うイベント「Delivering Smiles by Women」です。

 一般的に物流業界には女性が少ないイメージがありますが、Amazonの物流拠点、配送拠点では多くの女性が活躍しています。Amazonは誰にとっても働きやすい環境であることを伝えようと、女性だけでオペレーションを回すというイベントが今年も開催されました。

 船橋DSで、昨年アマゾンジャパンとして初めてこのイベントを開催したところ、大きな反響を呼んだことから、今年は盛岡、宮城、成田、四街道のDSも参加して全国5拠点での開催となりました。


朝礼で心をひとつに

2024年3月8日「国際女性デー」の朝9時、船橋DSのオペレーションエリアには女性スタッフ約50名が集まりました。この日の朝礼は、シニアエリアマネージャーのナム・アラムさんのあいさつから始まりました。

オレンジ色の作業用のベストを着ている女性がマイクで他の女性たちに話している。
オレンジ色の作業用のベストを着ている女性がマイクで話している。ナム・アラムさん

「今日は、世界中ですばらしい役割を担ってきた女性たちの勇気と決断を讃える『国際女性デー』です。この記念すべき日に、船橋デリバリーステーションで女性だけでオペレーションを行うイベントを今年も開催できることを、とてもうれしく思っています。今年のテーマは『この日常を世の中に』。今日1日、私たちだけで事故なく普段どおりのオペレーションを実行することで、『誰もが安全に働ける環境がある』というメッセージが多くの人に伝わればと思います」

赤いバンダナを着ている女性が他のスタッフにモニターに映る画像を説明している。
作業用のベストを着た数人の女性たちがAmazonボックスを持って集まっている

女性たちの手で滞りなく進んだオペレーション

フルフィルメントセンター(FC)から届いた商品を、4つのレーンに分けるエリアでは、女性スタッフがてきぱきと働いていました。商品が積まれたロールボックスを定位置まで運ぶ人。そこから商品を1つ1つ取り出してコンベアにどんどん載せる人。手に装着した装置でバーコードを読み取り、ラベルを貼る人。ラベルの情報をもとに、商品を素早く仕分けする人。どの女性も自分が担当する仕事にプロフェッショナルとしての誇りを持っている様子でした。

黒いマスクをつけている女性がAmazonの段ボールの上の方に手をかざしている
手に装着した装置でバーコードを読み取り、ラベルを貼る

商品は長いコンベアに運ばれて、その左右に立つ人の手で配送エリアごとに仕分けされます。コンベアから行先ごとに商品を素早く見分けて棚へ。棚に置かれた商品のバーコードを読み取ると、収めるべき棚が光るので、その棚のボックスへ商品を収めます。これで仕分け作業は終了です。こうしたすべての作業が、この日女性だけの手で滞りなく進みました。

黄色い作業用のベストを着ている女性が商品を持ち、倉庫のラックの前に立っている
配送エリアごとに商品を仕分けし棚の中のボックスに収める

ランチタイムにはパワーランチとミモザクッキーのプレゼント

ランチタイムには、イベントに参加した女性スタッフ全員にランチとクッキーがプレゼントされました。ランチは、元気に働くためのパワーをチャージできるようにと、ボリュームたっぷりのヒレカツ弁当。クッキーには、ミモザの花と「IWD 2024(International Women’s Day 2024)」の文字がプリントされています。休憩室には「おいしいね」「お腹いっぱい〜」といった明るい声が響きました。

数人の女性が机に座って、食事をしている。彼女たちの周りには「Amazon Logistics」と「Customer Obsession」という文字が壁に表示されている。
休憩室でのランチ
2人の女性がお弁当を見せている。彼女たちは作業用のベストを着ている。
2人の女性はカラフルな袋に入ったクッキーを見せている。
グリーン、ピンク、黄色の3色の袋に2種類のクッキーが入っている
当日勤務した全員に配布されたクッキー

休憩室の入り口に置かれたボードには、お互いを称え、感謝を伝え合うメッセージカードが掲示されました。

国際女性デーのカードに「毎日感謝しています」などのメッセージが書かれており、そのカードが壁に貼りだされている

昨年初めて行った『Delivering Smiles by Women』が成功してすぐに、船橋DSでは来年もやろうという話が出ていました。そしてうれしいことに他の拠点から『私たちも挑戦してみたい』という声が上がりました。そこで船橋DSのメンバーがリーダーとなって去年12月から準備を始め、1月頃からは毎週のようにミーティングを重ね、イベント内容をブラッシュアップしてきました」(アラムさん)

女性のためのイベントとはいえ、女性だけの力で実行できたわけではないと、アラムさんは強調します。

オレンジ色の作業用のベストを着ている女性が明るい部屋にいる
シニアエリアマネージャーのナム・アラムさん

「Delivering Smiles by Women」の取り組みについて、船橋DSを統括するデリバリーステーションマネージャー、ケビン・開・フォンクさんに聞きました。

青のシャツを着ている男性が拍手するように手を伸ばしている。
デリバリーステーションマネージャー、ケビン・開・フォンクさん

「私も参加したかった!(笑) 心からそう感じるほど、『Delivering Smiles by Women』は盛り上がっていますし、楽しそうなイベントですよね。私だけでなく、他の男性スタッフもこのイベントに対して非常にポジティブで、『がんばってください』『応援しています』といったメッセージが寄せられています」(ケビンさん)

船橋DSは全国的にも女性比率の高い拠点で、管理職の半数以上を女性が占めています。国際女性デーにこのようなイベントを行う意義について、ケビンさんをはじめとする男性スタッフはどうとらえているのでしょうか。

「女性の活躍を後押しし、女性の持つ可能性をみんなで考えようというムーブメントを船橋DSから起こせたことには大きな意義があると考えています。そして、他のDSとも協力して、このイベントが5拠点に広まったことを、とてもうれしく思っています。Amazonは普段から公平で包括的な働きやすい職場づくりを心がけていますが、国際女性デーやこのイベントが、ダイバーシティ(多様性)と、インクルーシブ(包括的)な職場環境といった大切なことを年に一度、あらためて見直す良いチャンスになればと考えています」(ケビンさん)


オレンジ色のベストを着ている女性がパソコンを見て、笑っている。
梱包された商品をチェックしている2人の女性。
コンベヤーに並べられた商品の入った段ボールを手で押さえている女性たち。
笑顔の3人の女性たちが小さな金色の袋とカードを見せている
飛行機の風船や花などを持っている数人の女性たち。彼女たちは持っている物を見せている。
2人の女性がメッセージが書かれたホワイトボードの前に立って、黄色い花を持っている。
自分らしく輝き、仲間と共に前へ進む女性たち#SheIsAmazon

Amazonは、性差に限らずさまざまなバックグラウンド、個性を持つ人たちが活躍することで多様なアイデアが生まれ、多様な私たちのお客様のために挑戦できることが増えると考えています。そのためにも、誰もが自分らしく輝ける職場環境をつくり、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することの実現を目指していきます。

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