Amazonはシドニー、メルボルン、パース、ブリスベン、アデレード、キャンベラにオフィスを構えていますが、なかでもシドニー・キャンパスは、南半球で最大規模のAmazonのワークプレイスとして、驚くべき工夫や施設が充実しています。屋上でのバーベキュー、やんちゃな子犬たちからゲームルーム、自撮りブースなど、オーストラリアのAmazonスタッフのオフィス生活の一端をのぞいてみることにしましょう。
フレキシブルなワークスペース
シドニー・オフィスの核となるのは、スタッフが自由に働き方を選べるオープンなワークスペースです。チームワークを促すために設けられたエリアや、人の少ない場所で集中して作業するための静かなスペースもあります。そしてシドニーの有名なダーリング・ハーバーを一望できる屋上は、新鮮な空気を吸いながら太陽の下で仕事をするのに最高の場所です。
自分の好みや働き方に合った場所を選べる自由が、チームのやる気を高め、他の同僚との交流の機会を増やします。
オーストラリアならではの空間
シドニー・オフィスは、創造性を刺激し、インスパイアすることを目的に設計されており、各フロアにはカラフルなアート作品が展示されています。
国内外のさまざまなアーティスト(先住民と非先住民の両方を含む)による作品は、いずれもAmazon社内で制作されたもので、ここで働くAmazonの社員たちの多様性を象徴しています。このうち2人のアーティストは、シドニー固有の動植物からインスピレーションを得て、土地とのリアルなつながりと、世界のほかのAmazonオフィスとは一線を画すユニークなデザインを提供しています。
多くの作品には意味が込められています。Amazonは、アートには創造的思考やイノベーション、そして想像力を掻き立てる力があると考えています。さらに、刺激的で楽しい環境を創り出すため、常設のフォトブースと隣接する「セルフィーウォール」を設けています。
ペット歓迎
心地よいオフィス環境の恩恵を受けるのは、人間だけではありません。犬たちもまた、Amazon オーストラリアオフィスでの活動に一役買ってくれています。
Amazonは犬が大好きです。ワークスペースの設計方針を決める際にAmazonの社員が参加したように、Amazonオーストラリアの「Dogs at Work(犬のいる職場)」ポリシーもまた、Amazonの社員が推進した取り組みの1つです。2022年の導入に先駆け、Amazonオーストラリアでは調査を実施しました。その結果、犬の飼い主の71%がオフィスへのペットの同伴を望んでいることが明らかになりました。
出勤の許可を受けた犬たちには、食器ボウル、首輪タグ、おやつ、そしてドッグフレンドリーなワークスペースが示された地図の入った「Woof Pack(わんわんパック)」がお祝いとして贈られます。
シドニー・オフィスでは、さらに1歩踏みこんで、「Halloween」ならぬ「Howl-loween(ワオーンウィーン)」や犬のファッションパレードといった犬たちのためのイベントを開催し、誰もが参加して楽しめるようにしています。
ゲームの時間
1日の終わり、あるいはひと休みしたいとき、Amazonオーストラリアのシドニー・オフィスのスタッフはゲームでリフレッシュすることができます。リラックスして楽しむためのインタラクティブな空間が準備されているのです。
ゲーム機やVR機器が置かれたこのゲームルームは、創造性を養い、チームビルディングを促進するために作られたもう1つのユニークなスペースです。
アイデアを生みだすためにはエネルギー補給が必要
Amazon オーストラリアには、チームがエネルギーを補給するための飲食の選択肢が豊富です。
エスプレッソや紅茶、フルーツ、フレッシュジュース、ポップコーン、ポテトチップス、ティムタム(オーストラリア名物のチョコレート菓子)、スナック、炭酸水、ソフトドリンクがキッチンエリアに常備されており、小腹を満たしたり、喉を潤したいときにいつでも利用できます。
キッチンもまた、Amazonオーストラリアの社員たちが互いに親睦を深めるための場となっています。前述した屋上テラスも同様で、都市の景観をバックにした緑豊かな場所でバーベキューが楽しめます。
そうした場所では定例の会合や、祝賀会、臨時の催し物、季節のパーティー、そしてPrime Day(プライムデー)やBlack Friday(ブラックフライデー)といったAmazonの定例イベントに合わせた催しなどが開催されます。きらめく高層ビル群と輝く海を背景に、夕日が沈む美しい景色を眺めながら、Amazonの社員たちが職場の家族さながらに一堂に会する機会です。
この記事は、2023年9月11日にオーストラリア版のAbout Amazonに掲載された記事を翻訳したものです。
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