2018年9月にオープンした目黒セントラルスクエアオフィスは、17~27階を使用したオフィスでありながら、数百種以上もの植物を随所に取り入れ、高層ビルの中とは思えない、自然を感じリラックスできる空間になっています。


お客様を歓迎する柔らかな曲線の空間が広がる21階

まずは多くのお客様が訪れる21階の来客エリアからご紹介します。

BGMとして小鳥のさえずりが静かに流れるなか、天井まで伸び伸びと葉を繁らせているグリーンがお客様を歓迎する柔らかな空気を作り出しています。壁面と動線が曲線を描き、空間にリズムを生み出すデザインになっているのも、このフロアの特徴の1つです。

入り口右手の壁面には、Amazonのチャレンジ精神を象徴する言葉「It’s Still Day One(毎日がはじまりの日)」の文字が書かれています。

半円形の壁に沿ってのびている通路。壁にはいくつか額装されたイラストが見える
21階の受付フロア。壁面にはAmazonの歴史を紹介するパネルが展示されている
IT‘S STILL DAY ONEの文字。手前にグリーンのソファと植物が見える
Amazonのチャレンジ精神を象徴する言葉「It’s Still Day One(毎日がはじまりの日)」の文字

21階には、2つの大きなセミナールーム、中規模サイズの会議室があります。通路を兼ねた共有部分には椅子やソファを配置し、緑豊かな空間のなかで、待ち時間でもゆったり過ごせるデザインになっています。

窓に向かって続いている通路、その左側には植物が飾られたバーカウンター

都内の絶景も楽しめる24階のミーティングフロア

24階は、少人数向けの会議室などがあるフロアです。会議室が大きな曲線に沿って並び、効果的に配置されたグリーンとともに、空間的な広がりとダイナミックな躍動感を感じることができます。また、開放感のある大きな窓からは、周辺の風景が一望できます。

中央に置かれた円筒状の仕切りの中に植物が植えられている。その周囲にスツールが並べられている
植物の植え込みが通路を兼ねた共有部分のアクセントになっている。
三角形のテーブルの上に植物が飾られている。その向こうに大きな窓。
導線を分けつつ、視界を適度にさえぎるテーブル
L字型のスペースの左側にテーブルが2つ置かれている。その横に大きな窓と植物が植えられたスペースがある
会議の前後にも利用しやすいフリースペース

フロアを巡ると、東京タワーやスカイツリー、レインボーブリッジなども見えます。

大きな窓の手前に2台のテーブル。窓の向こうにスカイツリーが小さくみえる
遠くに東京タワーとスカイツリーが並んで見える

「To Be Earth’s Most Customer - Centric Company (地球上で最もお客様を大切にする企業になること)」というAmazonのミッションが掲げられているエリアもあります。

植物がある空間の壁にTo Be Earth‘s Most Customer - Centric Companyの文字。その前を人が歩いている

多様な機能とリラックスできる空間の中、会話が弾む27階

27階には、カフェテリア Yotsuba(よつば)のほか、ユニークなコンセプトで作られたスペースが点在し、遊び心に満ちた環境のなか、食事や会話を楽しんだり、気分転換したり、さまざまな用途に活用されています。

Yotsuba(よつば)は、カフェテリア形式の社員食堂です。シーズンやイベントに合わせた料理も用意されるなど、豊富なメニューが揃っています。新鮮な野菜がたっぷり食べられるサラダバーも人気です。

L字型の食堂のカウンターに人が並んでいる
天井から吊るされた2枚の白いパネル。右にサラダバーの表示、左に野菜のイラストが描かれている

この27階のフロアの中で目を引くのが、白いピアノが置かれたステージがあるイベントスペースです。ここでは、プレゼンテーションやライブ演奏などができ、社外の方や社員の家族も招いてのイベントなどが開かれることもあります。

ステージの奥に白いピアノが置かれている。その奥に大きな窓と植物が植えられた鉢が吊り下げられている柱が5本ある

畳エリアは、日本のオフィスならではのスペースです。食事だけではなく、碁盤のマス目が描かれたテーブルで碁が楽しめるほか、畳の部分にはお茶会ができるよう炉が備わっています。そのほか、チェス盤、将棋盤、オセロ盤がデザインされているテーブルなども用意されています(各ゲームの駒もテーブルに格納されています)。

碁盤になっている二人掛けのテーブルにご獅子が並べられている。その後ろに畳と障子のスペースがある

同じフロアには、ドロップインで仕事ができる電源やモニターなどが用意されているスペースがあります。他のオフィスから訪れた社員も気軽に仕事ができるスペースです。

長いテーブルにパソコン用のモニターが15台ほど並んでいる

そして、コーヒーなどのドリンク類、焼き菓子や軽食が購入できる「Café Yotsuba」もあります。

ゆるくカーブした黒い岩のような壁面をくりぬいたようなカウンターに並ぶ人たち

その前にあるのが、靴を脱ぎ、カーペットの上でくつろぐことができるこのリラックススペースです。カラフルで個性的な家具が配置され、創造性をかきたてるような空間になっています。

さまざまな色や形の椅子が置かれてる。その奥には世界地図の形に壁がくりぬかれ、そこに植物が植えられている
靴を脱いでくつろげるリラックススペース
世界地図の形に壁がくりぬかれ、そこに植物が植えられている。その手前に黒い豚のオブジェとテーブル

空がすっきりと晴れた日には、西側の窓から富士山も望めます。

窓の向こうに富士山が見える。手前に黒いテーブルとピンク色の椅子

フロアの中ほどにある、野菜や果物の食品サンプルで彩られたユニークなAmazonロゴのオブジェは記念撮影のスポットとしても人気です。

木製の壁にさまざまな色で描かれたAmazonのスマイルロゴ
壁に施されたスマイルロゴの矢印部分。プラスチックでできたたくさんの野菜や果物のサンプルを集めて矢印の形をつくっている

実はこのフロアのあちこちには、Amazonのロゴがこっそり隠れています。それを見つけるのもこの空間の楽しみ方の1つです。

水色のカーペットの中にAmazonのスマイルロゴが見える。その周囲にはさまざまな家具
リラックススペースにもスマイルロゴが
黄色いブロックタイルのある段差。床に灰色のAmazonのスマイルロゴが見える。

グリーンがあふれるロビーのリビングウォールや、ハリー・ポッターから着想を得た部屋など、Amazonの本社キャンパスならではのユニークな施設を紹介します。

一番西側のスペースには、ヨガやエクササイズなど体が動かせる開放的なジムスペースがあります。

木製の床のあるスペース、その奥に大きな窓。その手前にバランスボールが置かれている

男性・女性・ジェンダーフリーのシャワールームも完備。このほかに防音のミュージックルームがあり、楽器演奏を楽しむこともできます。

木製の壁に貼られた表示。矢印と男性・女性・車いすなどのマークとRest Room、Shower Roomという文字

Amazonのイノベーションを身近に感じられる17階

17階には、アマゾン ウェブ サービス(AWS)をご利用中のスタートアップ企業やエンジニアの皆様に利用いいただけるコワーキングスペース「AWS Startup Loft Tokyo」があります。

黒いカウンター。壁には木でできた世界地図
道路のようなセンターラインがある通路の横にテーブルなどが置かれている広いスペース。天井から植物が入ったかごが吊るされている

AWS Startup Loft Tokyoは、コワーキングの機能に加え、AWS主催のトレーニングやセミナーなど、さまざまなイベントにも活用されています。またカウンターエリアでは、専門家によるテクニカルアドバイスも受けることができます。

Amazon Echoなどの電化製品が棚の上に並べられている。その奥は黒い壁に白いAmazonのロゴとモニター

また、このフロアの一角には展示スペースがあり、Amazonが開発したパーソナルAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」が搭載されたEchoシリーズや、FireシリーズなどのAmazonデバイス、Amazon Basicsの自社製品に加え、Amazonの物流拠点・フルフィルメントセンターで商品を載せた棚を自動で運ぶAmazon Roboticsの模型などが展示されています。

その横には、Amazonで注文した商品を指定の場所で受け取れるAmazonロッカー「さんま」が設置され、Amazonの社員のほか、AWS Startup Loft Tokyoを訪れる方が商品を受け取れるようになっています。

そのほかに、アルコタワーとアルコタワーアネックスと同様に、社員が利用する礼拝室や休憩室、マッサージルーム、マザーズルーム(搾乳室)などの「ウェルネスエリア」もあります。

明るく、グリーンがあふれる目黒セントラルスクエアにも、お客様を快適にお迎えし、誰もが働きやすく、優れたアイデアが生まれるよう、さまざまな設備と工夫が備わっています。

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