2022年12月追記
政府による新型コロナウイルス感染症対策の行動制限緩和の方針発表に伴い、Amazonでも感染症対策を緩和しました。現在下記の記事内の感染予防対策の一部については実施しておりません。今後も社員そしてお客様の安全・安心に努めてまいります。


現在、Amazonの物流ネットワークは、これまでになくお客様に必要とされています。前例のない状況下において、Amazonで働くすべてのスタッフ、そしてお客様の健康と安全の確保に取り組んでいます。

Amazonの創業者・CEOのジェフ・ベゾスは、全社員へ宛てたメールで次のように述べています。「Amazonは、特に高齢者のような最も脆弱な立場にある方たちをはじめ、世界中の人々に極めて重要なサービスを提供しています。多くの人々が私たちを頼りにしています。」

Amazonは、世界各地のすべての拠点での物理的・オンライン・社内コミュニケーションの習慣を見直しました。各地域の保健当局とWHO(世界保健機関)のガイダンスをもとに、世界各地の拠点において、Amazonで働くすべてのスタッフ、そしてお客様を守るための対策を実施しています。

世界各国の物流拠点で実施している健康と安全への対策
世界各国の物流拠点で実施している健康と安全への対策
世界各国の物流拠点で実施している健康と安全への対策
世界各国の物流拠点で実施している健康と安全への対策

Amazonの物流拠点、フルフィルメントセンター(FC)と配送拠点での取り組み

新型コロナウイルス感染症にはまだ不明な点が多いため、Amazonは状況に応じて業務や作業手順を調整しています。ドアのハンドル、階段の手すり、タッチスクリーン、スキャナーの定期的な清掃など、全拠点において清掃を強化しました。また、定期的にワークステーションの清掃と消毒を行っています。

FCにおいてはAmazonで働くスタッフ同士で、安全のためにお互いの距離を2メートル以上保つよう調整して業務にあたっています。たとえば、シフト始業時の朝礼を廃止し、重要な情報は主要な作業エリアの近くにあるホワイトボードや、マネージャー、人事を通じて共有されています。また、シフトの開始時間や休憩時間をずらす、休憩室のテーブルを移動し椅子と椅子の距離を開ける、入り口付近での移動を容易にするため、出口でのセキュリティーチェックを取りやめる、などを一時的に行っています。この他にも、スタッフが1か所に集まらないようにトレーニング方法を変更し、接触を防ぐために必要性のない建物への訪問を取りやめ、またスタッフの採用プロセスについても調整を行っています。

Amazonは、保健当局および医療専門家との協議を続け、新型コロナウイルス感染症に関連して発生しうる事態に対応する、包括的な計画に引き続き取り組んでいきます。

graphic depicting Hand wash

Amazonで働くすべてのスタッフのコミュニケーションにおいては、特にトイレを使用した後、食事をする前、鼻をかんだ後、咳をした後、くしゃみをした後などには、石鹸と水で少なくとも20秒間手を洗うことを徹底しています。石鹸や水が近くにない場合などは、建物内に設置しているアルコール消毒液が利用可能です。

Amazonは、FCや配送拠点に勤務するすべてのスタッフが、家族といつでも連絡をとれるようにしています。家族や託児所の方々と連絡をとる必要がある人のために、一時的に携帯電話の使用を許可しています。Amazonでは、継続的に慣行を見直し、Amazonで働くすべてのスタッフを守るためにできることを常に模索しています。対策や職場についてのアイデア、フィードバックを積極的に推奨しています。

もし体調が優れない場合は、自宅にとどまり、病院に行くことが義務付けられています。

配送パートナーや配達員、Flexドライバーへの取り組み

Amazonは、お客様や配達員の健康と安全に焦点を当てた手順を、配送パートナーに提供しました。

パートナーである配達員やFlexドライバーは、配送の開始と終了時に、自動車の鍵やハンドル、ボタン、配達道具など、作業で頻繁に触れる表面を清潔にするため、消毒で拭き取るように指導されています。

Social distance grpahic Amazon India

また、お客様との物理的な接触を避け、常にお客様から最低2メートルの距離を保つように指示されています。

Flexドライバーには、頻繁に石鹸と水で最低20秒手を洗うか、アルコール手指消毒剤を使用するように要請しました。また、咳やくしゃみをする際はティッシュで覆い、ごみを捨て、手を洗うよう要請しています。加えて、すべての配送パートナーに、体調不良もしくは、発熱がある場合は自宅にいるよう促しています。仕事に復帰する前には、少なくとも72時間は解熱剤を使用せず、平熱であることを確認する必要があります。

また、Amazonは、配送パートナーに対して、これらの対策についてのご意見やアイデアを共有いただくよう、お願いしています。

デリバリーパートナーへの支援

Amazonは、この新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、人々の移動や活動が大きく制限される中でも、Amazonで働くすべてのスタッフやデリバリーパートナーが重要な役割を果たしてくださっていることを認識しています。2,500万米ドル(約27億2千万円)の初回拠出が行われたAmazon Relief Fundは、新型コロナウイルスの影響を受けて経済的困難に直面しているAmazon Flexデリバリーパートナーを支援します。彼らが、新型コロナウイルス感染症の診断を受けた場合や、政府またはAmazonによって隔離指示を受けた場合に、助成金を申請することができます。

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