Amazonは「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」を目指し、お客様によりよいお買い物体験をご提供するために、常に取り組みを続けております。その一環として、一定の条件を満たす場合には、お客様に配送料を別途請求しない(送料無料とする)など、さまざまなサービスを展開しています(配送料について詳しくはヘルプページの配送料について出品者の配送料と配送条件をご覧ください)。なお、送料無料の場合であっても、配送に携わるドライバーの皆様に適正な運賃をお支払いしております。

そして、お客様によりよいお買い物体験をご提供し続けるには、物流・配送が持続可能であることが不可欠です。Amazonでは、配送に携わるドライバーの皆様の声に耳を傾け、安全で快適な配送ができるようにさまざまなイノベーションや工夫を行っています。


ドライバーのためのAmazonのイノベーション

Amazonが取り組むイノベーションや工夫には、お客様の利便性とともに、ドライバーの皆様の負担軽減や配送の効率化につながるものも数多くあります。

お届け日時指定便やまとめて配送

Amazonでお買い物をする際に、多くの商品について、お届けの日時を指定することができる「お届け日指定便」をご利用いただくことができます。お客様自身で商品を確実に受け取ることができる日時を選択するオプションをご提供することで、再配達の削減に貢献しています。さらにAmazonは、お客様の個別の注文を可能な限り一つの配送にまとめてお届けしています。


置き配指定サービス

2020年から開始した「置き配指定サービス」は、日本全国で利用率が80%以上に達しました。受け取りの手間を減らすことでお客様の利便性が高まり、また再配達が減ることでドライバーの配送効率の向上にもつながっています。

「置き配」について詳しくはこちら

自宅で仕事をしている男性と玄関の前で配達の段ボールを置く男性

自宅外で受け取れるAmazonロッカーとカウンター

Amazonでは、購入した商品を自宅以外でもお受け取りいただくことができます。日本全国で約40,000か所に設置されているAmazonロッカーやAmazonが連携する企業の店頭カウンターを利用すると、好きな場所で、都合のよいときに商品を受け取ることができます。旅先や出張先で急に必要になったものや、渡す日までは家族に内緒にしておきたいプレゼントなど、自宅以外の場所でAmazonの商品を受け取りたい時に便利です。また、再配達率の削減にも貢献することができます。

Amazonロッカーについて詳しくはこちら

スーツを着た男性がAmazonロッカーから商品を取り出している

オートロックマンションでの受け取りを便利にするAmazon Key(旧称Key for Business)

2021年には、オートロック付きマンションでの受け取りを便利にするサービス、Amazon Keyを開始しました。Amazon Keyを導入したマンションでは、ドライバーがお届けする商品を持っているときに限り配送アプリからオートロックを解除して入館し、お客様の指定の場所に商品をお届けすることができます。これによりお客様には、不在時や在宅中で手が離せないときでも便利に商品を受け取っていただくことが可能となりました。この非接触型の配送方法は、お客様の暮らしをより便利にするだけではなく、再配達の削減にもつながっています。現在は18都道府県を導入対象としており、10,000 棟以上のマンションへの設置が完了しています。

Amazon Keyについて詳しくはこちら

宅配ロッカーの中に入っている水の段ボールを見て、困っている女性とマンションの入り口から水の入った段ボールを持って入ろうとしている配達の人のイラスト

梱包の簡素化による配送効率の改善

さらに、Amazonは梱包の簡素化にも取り組んでいます。安全上の問題が無く、商品の保護という面でも梱包材を変更しても問題がないと確認された商品については、段ボール製の箱などに代わり、より軽量かつ柔軟で、効率的な紙袋でお届けしています。商品によっては、Amazonによる追加の梱包を省き、商品パッケージのままで配送する取り組みも進めています。適切なサイズの梱包により、配送車両に一度により多くの商品を積むことが可能になるため、配送効率の向上にもつながります。

Amazonの梱包簡素化の取り組み

段ボール箱と紙袋、Amazonによる追加の梱包を省いた小型商品

ドライバーのさまざまな働き方を応援

持続可能な物流のためには、ドライバーの皆様が安全で快適に日々の配送を行えるだけでなく、長く働き続けられる環境を整えることが大切です。Amazonはさまざまな配送プログラムを通じて、柔軟な働き方を求める個人、地域に根差す中小企業・商店、起業家などを支援しています。

時間を選んで働けるAmazon Flex

Amazon Flexは、ドライバー自身が自由な時間を選択し、報酬も確認してから働くことができる配送プログラムです。20歳以上で、黒ナンバーを取得した軽貨物自動車や軽乗用車を所有し、貨物軽自動車運送事業者として各運輸局に登録されていること、必要な保険に加入していることなど、所定の条件を満たしていればどなたでも応募できます。東京、大阪、千葉、埼玉、神奈川など日本各地で、すでに数万人のパートナーが配達を行っています。

Amazon Flexについて詳しくはこちら

ダンボールが入った箱を軽自動車の荷台に積み込む男性(鈴木さん)
商品の積み方などに工夫を加えることで業務効率化を図っている

すき間時間に配達できるAmazon Hubデリバリー

Amazon Hubデリバリーは、地域の中小規模の事業者が、事務所や店舗の空きスペースとすき間時間を活用してAmazonの商品を配達するプログラムです。写真館、新聞配達店、花屋、犬のブリーダーなどのさまざまな中小規模の事業者が、パートナーとして配達をしています。

Amazon Hubデリバリーについて詳しくはこちら

自転車用のヘルメットをかぶりAmazonの段ボールを持っている男性
株式会社建築模型ねっと 代表取締役・林淳一さん

配送ビジネスの起業をサポートするデリバリーサービスパートナー(DSP)

Amazonは中小規模の事業者との連携を深めるだけでなく、中小規模の事業者が配送ビジネスを起業するための支援も行っています。デリバリーサービスパートナー(通称DSP)プログラムでは、Amazonが配送を委託するさまざまな規模の配送業者が、地域に配送業者コミュニティを築き、各自の方法で配送します。

DSPなどAmazonのさまざまな配送方法についてはこちら

Amazonの配送の流れを表したイラスト。左上からFC内の商品棚、FCを出発するトラック、お客様の家の前にAmazonの段ボール

Amazonは、配送に携わるドライバーの皆様に感謝しています。私たちはこれからも政府と連携し、持続可能な物流のための努力を継続し、物流と配送ネットワークを支えてくださるすべてのパートナーの皆様とともに成長を目指してまいります。

そのほかのAmazonのニュースを読む